【株式市場】日経平均は一時333円高まで上げコロナ急落後の回復相場で高値を更新

株式

◆日経平均は2万3561円01銭(313円86銭高)、TOPIXは1637.75ポイント(14.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億2175万株

 9月3日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの454ドル高などを受け、日経平均が277円高で始まった後すぐに333円36銭高(2万3580円51銭)まで上げた。米金利動向を受けて国内金利が低下したため不動産株や建設株が上げ、菅官房長官の立候補会見を受けて福島銀行<8562>(東1)などの地銀株も高い。日経平均は前引けにかけて再び300円高となり、コロナ急落後の回復相場で高値に進んだ。

 非鉄金属の国際市況や円安を受けて三井金属<5706>(東1)などの非鉄株が上げ、フジトミ<8740>(東1)などの商品株も高い。フレンドリー<8209>(東2)は大阪府による4人以下の飲食に2000円の補助が材料視されストップ高。BuySellTechnologies(バイセル)<7685>(東マ)はブランドバッグなどの古物オークション会社の子会社化が連日材料視され一段高。イハラサイエンス<5999>(JQS)は高純度液・純水等向けのクリーン流体配管が新型コロナワクチン製造に注目とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億2175万株、売買代金は9857億円。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は1493銘柄、値下がり銘柄数は565銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、非鉄金属、証券/商品先物、その他製品、不動産、化学、繊維製品、銀行、輸送機器、保険、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る