ソルクシーズはSBIホールディングスの北尾社長発言などで思惑膨れストップ高

■SBI出資の地銀連合構想「新たな合意に非常に近いのがある」

ソルクシーズ<4284>(東1)は9月3日、11時前にストップ高の1008円(150円高)に達し、後場は13時半を過ぎても買い気配のままストップ高に貼りついている。

 筆頭株主がSBIホールディングス<8473>(東1)のシステム開発会社で、SBIホールディングスの北尾吉孝社長が2日、時事通信社の金融懇話会で講演し、「地方銀行への出資などを柱とする『地銀連合構想』について『「(新たな合意に)非常に近いのが3、4行ある』と述べた」(時事ドットコムニュース9月2日19時39分)と伝えられ、受注拡大などに対する連想や思惑が膨れて材料視されたとの見方が出ている。

 また、自民党総裁選への出馬会見を2日夕方に行った菅官房長官も、地銀の数の多さに言及する発言を行ったと伝えられている。(HC)

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