ソフトバンクGはアーム売却と自社買収・非上場化の観測で急伸

■英アーム社の全株売却を発表、MBOの観測報道が出回る

ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は9月14日。買い気配で始まり、9時15分に9%高の6400円(540円高)で始値をつけた。本日のストップ高は1000円高の6860円。

 同日朝8時、投資事業で子会社化している英半導体開発企業Arm Limited(アーム社)の「全株式の売却に関するお知らせ」を発表。「取引価値は最大で400億米ドル(約4.2兆円)」とし、材料視されている。

 また、この週末から週明けにかけては、「英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、ソフトバンクグループ9984.Tの幹部らは、複数の大規模資産売却後の新たな戦略を模索する中、株式非公開化を検討している」(ロイター通信)などと、MBO(経営陣による株式取得・買収)の観測が出ており、これも株高期待につながっている。(HC)

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