【株式市場】日経平均は反落だが後場は底堅く「関西万博担当相」など時期内閣の政策関連株が人気

株式

 9月15日(火)後場の東京株式市場は、三菱UFJFG<8306>(東1)などの大手銀行株が米FOMCへの期待や時期内閣への期待感などとされて次第に強含み、ソフトバンクG<9984>(東1)も13時半頃から堅調。日経平均は133円安で始まり、14時過ぎには81円44銭安(2万3477円86銭)まで回復。大引けは前日比で反落だが底堅かった。

 後場は、杉村倉庫<9307>(東2)が大手紙電子版の「関西万博担当相」設置観測報道を受け14時前から急伸。フィット<1436>(東マ)は四半期決算が好感され大引けまで買い気配のままストップ高。アディッシュ<7093>(東マ)はSNS投稿前に再考を促す機能のAIサービス開始との発表が注目され一段高。エムケイシステム<3910>(JQS)は社会保険などの電子申請手続きシステムに「デジタル庁」が追い風とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は11億7172万株(前引けは5億7709万株)、売買代金は2兆1352億円(同1兆4974億円)。1部上場2174銘柄のうち、値上がり銘柄数は828(前引けは545)銘柄、値下がり銘柄数は1248(同1531)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種が値上がり(前引けはその他製品1業種が値上がり)し、値上がり業種は、海運、サービス、銀行、その他製品、だった。
(HC)

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