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NATTY SWANKYは新型コロナ影響だが売上回復傾向
- 2020/9/16 08:46
- アナリスト水田雅展の銘柄分析
NATTY SWANKY<7674>(東マ)は、餃子を軸にした居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」をチェーン展開している。21年6月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスの影響を受けるが、月次売上は緊急事態宣言の20年4月をボトムとして回復傾向である。株価は7月の直近安値圏から急反発している。戻りを試す展開を期待したい。
■居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」をチェーン展開
餃子を軸にした居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を関東圏中心にチェーン展開している。20年6月期末の店舗数は直営71店舗、FC19店舗、合計90店舗(19年6月期末比14店舗増加)である。全国展開に向けて出店エリアを拡大し、20年6月期には北海道と東北に初出店(FC店)した。
■21年6月期は新型コロナウイルス影響で未定だが売上回復傾向
21年6月期の業績(非連結)および配当予想は新型コロナウイルスの影響で未定としている。
なお月次売上(前年比)を見ると、全店は緊急事態宣言の20年4月39.7%をボトムとして、5月53.8%、6月74.5%、7月76.1%、8月86.1%と回復傾向、既存店も20年4月29.4%をボトムとして、5月42.1%、6月60.1%、7月65.0%、8月75.9%と回復傾向である。当面は新型コロナウイルスの影響を受けるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は7月の直近安値圏から急反発している。戻りを試す展開を期待したい。9月15日の終値は2819円、時価総額は約59億円である。