【株式市場】米国の対中規制など受け朝方は日経平均57円安だが回復強く前引けは高い

株式

◆日経平均は2万3487円45銭(32円56銭高)、TOPIXは1646.23ポイント(5.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7689万株

 9月16日(水)前場の東京株式市場は、中国・華為技術に対する米国の半導体規制発動によりソニー<6758>(東1)三菱電機<6503>(東1)が出荷を停止と伝えられ、日経平均は取引開始後に57円46銭安(2万3397円43銭)まで軟化した。しかしトヨタ自動車<7203>(東1)などは取引開始直後から持ち直し、ソニーも復調。日経平均は戻りを強め、11時には51円28銭高(2万3506円17銭)まで上げた。

第一三共<4568>(東1)が大腸がんに関する臨床試験結果など好感されて高値を更新し。新日本科学<2395>(東1)はシラスウナギの人工生産に成功との発表が注目され急伸。アライドテレシスHD<6835>(東2)は「ドコモ口座」や「PayPay」になりすます預金流出事件を受け最新のサイバー攻撃遮断ソリューションが注目され急伸。サンバイオ<4592>(東マ)は脳梗塞や脳出血に関する新薬開発への期待で2日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は5億7689万株、売買代金は1兆530億円。1部上場2174銘柄のうち、値上がり銘柄数は1399銘柄、値下がり銘柄数は666銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、情報/通信、食料品、医薬品、精密機器、小売り、サービス、などが高い。(HC)

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