伊藤ハム米久HDが一段高、内食需要を受け今期予想営業利益を33%増額修正

■外食向けの販売は厳しいが量販店向け好調で利益は予想を上回る

伊藤ハム米久ホールディングス(伊藤ハム米久HD)<2296>(東1)は9月18日、買い気配から5%高の765円(36円高)で始まり、一段高となっている。17日の夕方、業績予想の修正(利益予想の増額修正)を発表し、昨年来の高値に進んだ。

 3月通期の連結営業利益は従来予想を33.3%引き上げて200億円の見込み(前期比15.8%増)とし、親会社株主に帰属する当期純利益も同じく33.3%引き上げて160億円の見込み(同39.9%増)、予想1株利益は54円32銭とした。

 新型コロナウイルスの影響により、外食向けの販売が厳しいことから、売上高は予想を下回る見通しだが、内食需要の高まりにより、量販店向けの販売が好調に推移し、各段階の利益は予想を上回る見通しになった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る