神鋼商事は堅調、後場、未定だった業績予想を開示

■通期の連結営業利益は27億円の見込み(前期は48.3億円)に

神鋼商事<8075>(東1)は9月18日の13時、未定だった2021年3月期の第2四半期、および3月通期の連結業績予想を発表し、3月通期の連結営業利益の予想は27億円の見込み(前期実績は48.3億円)とした。

 株価は13時に本日の高値1779円(35円高)をつけ、その後も強い推移となっている。

 通期の予想連結売上高は7500億円(同9360.3億円)とし、親会社株主に帰属する純利益は8億円(同16.3億円)、1株利益は90円35銭とした。新型コロナによる国内外の経済活動停滞により、鉄鋼、非鉄金属をはじめとする主要商品の需要の大幅な減少が予想されることなどが要因。米国事業を取り巻く環境も、原油価格の低迷などにより環境悪化が続いている。一部の海外投資事業の不振に伴う投資有価証券の減損が見込まれることも織り込んだ。(HC)

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