【株式市場】日経平均は小動きで小反発だが政策関連株など強くマザーズ指数なども高い

株式

◆日経平均は2万3360円30銭(40円93銭高)、TOPIXは1646.42ポイント(8.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)は後場増勢となり14億9974万株

 9月18日(金)後場の東京株式市場は、NTTドコモ<9437>(東1)など携帯大手キャリアが一段安となった一方、あすか製薬<4514>(東1)NTTデータ<9613>(東1)が一段高など、菅新首相の政策構想に沿った動きがみられた。ソニー<6758>(東1)は一段ジリ高。日経平均は50円高(2万3350円)の水準を挟んで小動きを続け、大引けは前日比小反発となった。東証マザーズ指数、日経JQ平均も反発した。

 後場は、インテリジェントウェイブ<4847>(東1)が情報漏えい対策システム 「CWAT(シーワット)」最新バージョン出荷開始が注目され大幅続伸。ケイアイスター不動産<3465>(東1)はRPAなど活用し半年で2000時間を節約との発表が注目され一段高。ジーエルサイエンス<7705>(東2)は抗体精製技術などが言われて一段ジリ高。グローバルウェイ<3936>(東マ)は在スイスの孫会社が手掛ける仮想通貨「タイムコイン」の11月BitForex上場の発表が注目され急伸。ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は政府のデジタル庁の関連株とされて一段高となりストップ高。

 東証1部の出来高概算は後場増勢となり14億9974万株(前引けは5億2988万株)、売買代金は2兆7151億円(同9438億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は1600(前引けは1422)銘柄、値下がり銘柄数は488(同641)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けも24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ/紙、海運、その他製品、陸運、建設、化学、倉庫/運輸、サービス、空運、不動産、電気機器、ガラス/土石、などとなった。(HC)

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