【株式市場】日経平均は後場一時307円安となり続落だが新規上場3銘柄は好調で2銘柄が買い気配

株式

◆日経平均は2万3087円82銭(258円67銭安)、TOPIXは1626.44ポイント(17.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億4782万株

 9月24日(木)後場の東京株式市場は、ファナック<6954>(東1)が前引けを大きく下回って始まるなど、一部銘柄が水準を下げ、日経平均は167円安で始まり下げ幅を徐々に拡大。14時には307円01銭安(2万3039円48銭)まで下押した。JR東日本<9020>(東1)など堅調な銘柄はあったが、日経平均はその後も幾分戻した程度にとどまり大幅続落となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は反落した。
 後場は、コーア商事HD<9273>(東1)がジリ高となり、証券会社による投資判断などを材料視。アクアライン<6173>(東マ)は香港で天然水の農夫山泉が連日急伸とされ一段と上げストップ高。日本ラッド<4736>(JQS)はデータ統合システムなどが注目され一段高のストップ高。

 新規上場の3銘柄は後場もそろって気配値を上げ、グラフィコ<4930>(JQS)が14時39分に公開価格4090円の2.3倍の9560円で初値がつき、あと1万500円まで上げて終値は8790円。トヨクモ<4058>(東マ)公開価格2000円は気配値のまま4600円で終わり、まぐまぐ<4059>(JQS)同810円も気配値のまま1863円で終わった。

 東証1部の出来高概算は12億4782万株(前引けは5億4328万株)、売買代金は2兆2910億円(堂1兆24億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は419(前引けは610)銘柄、値下がり銘柄数は1685(同1482)銘柄。

 また、東証33業種別指数は精密機器1業種のみ値上がり(前引けは2業種が値上がり)した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る