【株式市場】米トランプ大統領がコロナ感染と伝わり日経平均は14時頃から急落し続落

株式

◆日経平均は2万3029円90銭(155円22銭安)、TOPIXは1609.22ポイント(16.27ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億8464万株

 10月2日(金)後場の東京株式市場は、第3次補正予算への期待などでファナック<6954>(東1)などが再び強張り、日経平均も13時過ぎにかけては前引けより上げ幅を広げて推移した。14時頃、米トランプ大統領が夫人とともに新型コロナに感染と伝えられ、米国の24時間取引でダウ平均の先物が500ドル安とされたため、日経平均も急落して一時233円71銭安(2万2951円41銭)まで下げた。大引けも安く、9月30日の354円安に続き大幅に2日続落となった。

 後場は、グッドコムアセット<3475>(東1)が一段高となり、10月末の株式分割発表などを好感。スター・マイカHD<2975>(東1)は四半期決算と通期予想が好感されて一段高。帝国ホテル<9708>(東2)はは「GoToイート」による「都内観光」が追い風とされ一段ジリ高。ニューテック<6734>(JQS)は業績予想の増額が好感され朝から大引けまで買い気配のままストップ高。リブワーク<1431>(東マ)は昼前に7~9月の戸建住宅受注速報が前年同期の3.7倍と発表し大引けまで買い気配のままストップ高。

 2日新規上場となったタスキ<2987>(東マ)は大引けまで買い気配のまま初値がつかず公開価格670円の2.3倍の1541円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は14億8464万株(前引けは6億2994万株)、売買代金は2兆8642億円(同1兆2139億円)。1部上場2177銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けは19業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、情報/通信、不動産、ゴム製品、海運、空運、輸送用機器、だった。(HC)

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