【株式市場】NY株の大幅反発や円安を受け日経平均は次第に上げ幅を広げ一時247円高

株式

◆日経平均は2万3636円35銭(213円53銭高)、TOPIXは1656.73ポイント(10.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億9500万株

 10月8日(木)前場の東京株式市場は、NY株の大幅反発に加え、米FOMC議事録公開を受けて徐々に円安が進み、日経平均は83円高で始まったあと時間とともに上げ幅を広げた。トヨタ自動車<7203>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが上げ、日本製鉄<5401>(東1)日本郵船<9101>(東1)なども高い。日経平均は11時過ぎに247円15銭高(2万3669円97銭)まで上げ、前引けも値を保った。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

コーア商事HD<9273>(東1)が11月の株式分割発表などで活況高。あすか製薬<4514>(東1)
緊急避妊薬を薬局でも販売との報道が材料視され大きく出直り、ウインテスト<6721>(東2)、浜井産業<6131>(東2)などの半導体関連株も高い。GMOメディア<6180>(東マ)、GMOリサーチ<3695>(東マ)、クリエアナブキ<4336>(JQS)などは親子上場解消への思惑から高い。

 東証1部の出来高概算は4億9500万株、売買代金は1兆49億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1402銘柄、値下がり銘柄数は667銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、海運、鉄鋼、パルプ/紙、証券/商品先物、化学、保険、サービス、不動産、非鉄金属、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る