【株式市場】日経平均は後場寄り後に一段と上げる場面を見せて大幅反発し2月以来の高値、マザーズ指数は18年以来の高値

株式

◆日経平均は2万3647円07銭(224円25銭高)、TOPIXは1655.47ポイント(9.00ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億2923万株

 10月8日(木)後場の東京株式市場は、鉄鋼株や海運株、半導体製造装置株が前場の高値水準で値を保ち、富士通<6702>(東1)が13時にかけて一段高、ソニー<6758>(東1)は中盤からジリ高と、引き続きNY株の大幅高や円安を受けて全体強い展開。日経平均は13時にかけて一段高の278円95銭高(2万3701円77銭)まで上げ、大引けも上げ幅200円台を保ち大幅に反発し、今年2月以来の高値を更新した。TOPIX、東証マザーズ指数は4日続伸。マザーズ指数は18年2月以来の高値に進んだ。

 後場は、レーザーテック<6920>(東1)が一段と強含み、GMOテック<6026>(東マ)などのGMO銘柄、ウチダエスコ<4699>(JQS)などが親子上場解消への思惑から引き続き高い。

 東証1部の出来高概算は10億2923万株(前引けは4億9500万株)、売買代金は2兆1524億円(同1兆49億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1294(前引けは1402)銘柄、値下がり銘柄数は790(同667)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、鉄鋼、サービス、精密機器、証券/商品先物、化学、情報/通信、不動産、電気機器、その他製品、パルプ/紙、金属製品、医薬品、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る