【株式市場】日経平均は後場一時94円安があり反落したがマザーズ指数は5日続伸し18年以来の高値

株式

◆日経平均は2万3619円69銭(27円38銭安)、TOPIXは1647.38ポイント(8.09ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億1362万株

 10月9日(金)後場の東京株式市場は、英国議会でも中国華為技術(ファーウェイ)製品の排除論が高まったことなどで様子見ムードとなり、ソニー<6758>(東1)は上げ幅を一段縮めてスタート。日経平均は13時にかけて90円安の2万3554円まで軟化した。不動産株も都心部の空室率などが言われて安い。日経平均は14時直前の94円34銭安(2万3552円73銭)を下値に持ち直したが大引けは小幅安で反落し、TOPIXは5日ぶりに反落。一方、東証マザーズ指数は5日続伸し2018年2月以来の高値を更新した。

 後場は、ブイキューブ<3681>(東1)が一段高となり、JR東日本のシェアオフィス事業に個室スマートワークブース納入などが材料視され、アドテックプラズマ<6668>(東2)は「5G」需要や8月決算への期待などで一段高。SUNアスタリスク<4053>(東マ)は業績拡大ピッチなどへの注目再燃とされて出直り幅拡大。トミタ電機<6898>(JQS)は腕力に自信ある投資資金が流入とかでストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億1362万株(前引けは5億4199万株)、売買代金は2兆1226億円(同1兆1854億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は690(前引けは541)銘柄、値下がり銘柄数は1405(同1544銘柄)。

 また、東証33業種別指数は5業種が値上がり(前引けは3業種が値上がり)し、海運、小売り、サービス、金属製品、石油石炭、が高かった。(HC)

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