イワキが一時9%高、業績予想の修正を機に「佐倉工場」改めて注目される
- 2020/10/12 09:56
- 業績でみる株価
■新規連結対象となり医療用医薬品事業の新戦略拠点に
イワキ<8095>(東1)は10月12日、上値を追って始まり、取引開始後は9%高の570円(49円高)まで上げて大きく出直っている。
9日の取引終了後に第3四半期決算を発表し、11月通期の連結業績予想について、今期から新規連結対象となった2社(スぺラファーマ株式会社、岩城製薬佐倉工場株式会社)にかかわる一過性の費用から営業、経常利益の見通しを減額修正したが、親会社株主に帰属する当期純利益は「負の暖簾代」などで増額修正した。
岩城製薬佐倉工場(旧・鳥居薬品の佐倉工場)は、医療用医薬品事業を飛躍的に拡大させるキメ手とされており、四半期決算の発表と業績予想の修正を受けて改めて注目されている。(HC)