高速は食べ残した料理を持ち帰る食品ロス防止運動も注目され後場一段高
- 2020/10/13 13:07
- 材料でみる株価
■ファミレスなどの持ち帰り専門店拡大に続き材料視される
高速<7504>(東1)は10月13日の後場、一段と反発幅を広げ、12時40分にかけて3%高の1585円(44円高)まで上げて出直りを強めている。
生鮮食品やお弁当など様々な食品・食材に対応する容器や包装資材などの専門商社で、「環境省は12日までに、飲食店で食べ残した料理を持ち帰る取り組みを「mottECO(モッテコ)」の呼称で普及させていくと発表した」(日本経済新聞10月13日付朝刊)と伝えられ、需要増の期待が出ている。
この第1四半期(2020年4~6月)の連結業績は売上高が前年同期比1.2%減)、営業利益は同8.6%減となるなどで今ひとつだったが、株価は発表後9月にかけて3割近く上げ、直近は微調整中。ファミリーレストランなどが持ち帰り専門店を拡大することなどが伝えられており、引き続き材料含みと注目する様子がある。(HC)