【株式市場】日経平均は後場堅調になり3日ぶりに反発し新規上場の日通システムも堅調

株式

◆日経平均は2万3601円78銭(43円09銭高)、TOPIXは1649.10ポイント(5.75ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で8億7081万株

 10月13日(火)後場の東京株式市場は、午前中の円高が弱まり、TDK<6762>(東1)村田製作所<6981>(東1)が一段高で始まり、その後もジリ高。日本製鉄<5401>(東1)も回復継続。日経平均は一転、前日比小高い13円高で始まり、14時過ぎは70円高の場面を見せて大引けは反発した。一方、東証マザーズ指数は小反落となり7日ぶりに安い。

 後場は、赤羽国交相が「GoToトラベル」の予算を追加配分する考えを示したと伝わり、JR東日本<9020>(東1)日本航空<9201>(東1)がジリ高。日本電波工<6779>(東1)は米アップルの5G対応の新「iPhone」発表に期待強まるとされストップ高。いい生活<3796>(東2)日本情報クリエイト<4054>(東マ)は不動産事務の電子化・無印鑑化が追い風とされ尻上がり。シライ電子<6658>(JQS)は3次元配線基板材料が材料視され2日連続ストップ高。

 13日上場の日通システム<4013>(東マ)は12時43分に公開価格3000円を83%上回る5500円で初値をつけ、高値は5600円、終値は4925円。

 東証1部の出来高概算は8億7081万株(前引けは4億1949万株)、売買代金は1兆8405億円(同8952億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1045(前引けは717)銘柄、値下がり銘柄数は1028(同1349)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、保険、不動産、電気機器、証券/商品先物、機械、金属製品、輸送用機器、鉄鋼、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  4. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  5. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  6. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る