【株式市場】日経平均は後場寄り後に55円高まで上げマザーズ指数は反発し2006年以来の高値

株式

◆日経平均は2万3626円73銭(24円95銭高)、TOPIXは1643.90ポイント(5.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億6737万株

 10月14日(水)後場の東京株式市場は、第3次補正予算による追加景気対策への期待などでファーストリテ<9983>(東1)が一段と強含んで始まり、日経平均は一転、小高く始まった。鹿島<1812>(東1)などの建設株も持ち直して推移。日経平均は後場寄り後の54円92銭高(2万3656円70銭)を上値にもみあい、大引けも堅調で2日続伸となった。TOPIXも小安いが、東証マザーズ指数は反発し2006年8月以来の高値に進んだ。
 後場は、ベステラ<1433>(東1)が受注拡大期待などが言われて一段ジリ高となり、アートスパークHD<3663>(東2)はマンガ・イラスト・アニメ制作ソフトの世界累計出荷本数900万本を突破との発表が材料視され一段高。ユナイト&グロウ<4486>(東マ)は正規・非正規の社員格差を解消する「シェアード社員」制度が注目され一段と上げ終盤にストップ高。ソレキア<9867>(JQS)は客室タブレットコンシェルジュサービスなどが注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算は9億6737万株(前引けは4億7892万株)、売買代金は1兆9458億円(同9307億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は735(前引けは613)銘柄、値下がり銘柄数は1355(同1450)銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種(前引けは5業)が値上がりし、小売り、情報/通信、精密機器、化学、サービス、金属製品、食料品、などが高い。(HC)

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