セラクがストップ高、大幅増益の8月決算と今期予想が好感される

■営業利益は前期56%増益に続き今期も21%増を想定

 セラク<6199>(東1)は10月16日、急伸し、9時40分頃からストップ高の2395円(400円高)で売買され、株式分割を考慮した上場来の高値を更新した。

 15日の取引終了後、2020年8月期の連結決算と今期・21年8月期の予想を発表し、好感買いが殺到した。デジタルトランスフォーメーション(DX)事業のセグメント利益が大幅に拡大し、その他事業のセグメント損が大幅に改善。連結営業利益を見ると、前8月期は11.34億円(19年8月期比55.9%増)となったのに続き、今期の予想は13.70億円(前期比20.8%増)。同様に、親会社株主に帰属する当期純利益も、前8月期の48.3%増に続き今期も46.3%増を見込む。(HC)

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