【株式市場】TOPIXは小安いが好決算株など高く日経平均はファーストリテ効果で堅調

株式

◆日経平均は2万3523円37銭(16円14銭高)、TOPIXは1627.14ポイント(4.65ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億2110万株

 10月16日(金)前場の東京株式市場は、パリの夜間外出禁止などを受けた欧州株の全面安が影響し、日経平均は取引開始直後に41円81銭安(2万3465円42銭)まで軟化した。中で、日本製鉄<5401>(東1)川崎汽船<9107>(東1)などの景気敏感株はしっかり。日経平均はファーストリテ<9983>(東1)の好決算高に引き上げられて10時過ぎに31円51銭高(2万3538円74銭)まで切り返し、前引けも堅調だった。TOPIXや東証マザーズ指数は小安い。

■今日上場のアースインフィニティは買い気配

セラク<6199>(東1)が大幅増益の8月決算と今期予想など好感されてストップ高。アダストリア<2685>(東1)は自社株買いが好感されて急伸。ユニバンス<7254>(東2)はタイ通貨安などが言われて急伸ストップ高。グッドパッチ<7351>(東マ)出前館<2484>(JQS)は8月決算と今期・中期予想などが注目されストップ高。

 16日新規上場のアースインフィニティ<7692>(JQS)は公開価格1970円を71%上回る3360円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億2110万株、売買代金は8230億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は938銘柄、値下がり銘柄数は1092銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、海運、証券/商品先物、鉄鋼、電力・ガス、倉庫/運輸、銀行、保険、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る