広栄化学は「アビガン」「レムデシビル」両方に関連する銘柄として注目再燃
- 2020/10/20 10:11
- 材料でみる株価
■各々の原材料を生産、アビガンは11月承認の観測も
広栄化学工業<4367>(東2)は10月20日、10時にかけて7%高の3460円(220円高)まで上げ、10月9日につけた戻り高値3490円に迫っている。
6月に新型コロナウイルス感染症の治療薬「レムデシビル」の原材料である「ピロール」の生産を米ギリアド・サイエンシズ社向けに開始と発表し、7月には「アビガン」原材料用途の「ピリジン」の生産開始を発表。有力な2製剤に関連する銘柄として注目が再燃したとみられている。
「アビガン」については、富士フイルムHD<4901>(東1)が日本国内で承認申請したと10月16日に発表しており、関連報道では11月中にも承認される可能性があると伝えられた。(HC)