富士フイルムHDは「アビガン錠」の中国展開が注目され後場プラス転換
- 2020/10/22 14:02
- 材料でみる株価
■中国製薬会社をパートナー企業に選定と発表し注目再燃
富士フイルムホールディングス(富士フイルムHD)<4901>(東1)は10月22日の後場、急激に強含み、5391円(36円高)まで上げる場面を見せて前日比プラス圏に転換し、出直りを強めている。
同日昼頃、「抗インフルエンザウイルス薬『アビガン錠』の中国展開に向けて中国製薬会社、安徽康瓴薬業有限公司をパートナー企業に選定」と発表。注目が再燃した。
富士フイルム富山化学株式会社が「アビガン錠」(一般名:ファビピラビル)の中国展開に向けて安徽康瓴薬業有限公司(Carelink Pharmaceutical Co.,Ltd、Carelink社)をパートナー企業に選定し、輸入医薬品承認に向けて申請するという。(HC)