【株式市場】電機、建設など高いが全般に出来高低調で日経平均は上値が重い

株式

◆日経平均は2万314円41銭(2円18銭安)、TOPIXは1622.53ポイント(2.79ポイント安)、出来高概算(東証1部)は一段と少なく3億8249万株

 10月26日(月)前場の東京株式市場は、大林組<1802>(東1)などの建設株が強く、みずほ証、大和証が前週末にかけて相次いで投資判断を引き上げ材料視。TDK<6762>(東1)などの電子部品株やソニー<6758>(東1)はスマホ向け好調やゲームの米国Xマス商戦への期待などが言われて高い。ただ、日経平均は取引開始後の56円01銭高(2万3572円60銭)を上値に伸びきれず、前引けは小幅安だった。

 キヤノンMJ<8060>(東1)が第2四半期決算の発表を受けて活況高。日本インシュレーション<5368>(東2)業績予想の増額が好感され急伸。朝日ラバー<5162>(JQS)は埼玉大学と新型コロナ不活性化LEDの実証実験などが注目され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は一段と少なく3億8249万株、売買代金は7460億円。1部上場2180銘柄のうち、値上がり銘柄数は1002銘柄、値下がり銘柄数は1056銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種が値上がりし、建設、電気機器、非鉄金属、鉱業、不動産、電力/ガス、倉庫/運輸、などが高い。(HC)

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