東亞合成は自社株買いの「枠」拡大など材料視され底堅い
- 2020/10/28 13:03
- 材料でみる株価
■株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などめざす
東亞合成<4045>(東1)は10月28日、取引開始直後の1085円(30円安)を下値に切り返し、後場寄り後も1116円(1円高)前後で堅調に推移。自己株式取得(自社株買い)の「枠」拡大などが材料視されている。
2020年4月21日から同年12月31日まで実施中の自社株買いについて、10月26日の取引終了後、取得枠の拡大を発表し、取得上限株数を360万株(自己株式を除く発行済株式総数の2.74%、1月30日の決議時に比べ120万株増加)、取得総額を40億円(同10億円増加)とした。取得期間は従来通りで変更なし。株主へのより一層の利益還元、資本効率の向上などをめざす。