ヒビノが次第に持ち直す、「横浜版オペラハウス」構想など材料視

■工事額460億円、設計調査費20億円と伝えられる

 ヒビノ<2469>(JQS)は10月30日の前場、朝方の1177円(56円安)を下値に持ち直し、11時にかけては1209円(24円安)まで上げて出直りを強めた。前引けは1197円(36円安)。

 業務用音響機器、映像機器や音響・映像システムの設計などを行い、横浜市がオペラやバレエなどの上演を想定した新たな劇場の整備構想を進め、検討委員会の部会が「工事額を約460億円、設計調査費約20億円と報告」(日本経済新聞10月27日付朝刊より)と伝えられ、材料視する様子がある。

 豪シドニー港のオペラハウスを連想させる「横浜版オペラハウス」構想を受け、大規模イベントの舞台装置などの三精テクノ<6357>(東2)は29日に12%高(66円高の639円)と急伸。30日は反落模様だが前引けは597円(42円安)で「3分の2押し」水準での調整となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る