NTTデータは「前年並み」「反動減」などと控えめだが数字好調で急伸商状

■第2四半期、営業利益は0.1%増加字純利益は2.6%増加

 NTTデータ<9613>(東1)は11月4日、大きく出直り、9時50分にかけては11%高の1320円(133円高)前後で推移し急伸商状となっている。

 2日の取引終了後に第2四半期決算を発表し、2020年4~9月累計の連結営業利益は前年同期比0.1%増加し、当社株主に帰属する四半期利益は同2.6%増加など、全体に堅調だった。

 決算説明資料では、「受注高は、前期に獲得した大型案件の反動減等により減少」「売上高は、受注残高からの安定的な売上等により前年並みを確保」「営業利益は、事業構造改革費用の増加等はあるものの、不採算案件の抑制等により前年並み」(決算説明資料より)などとしたが、数字は市場予想を上回って好調と受け止められている。(HC)

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