【株式市場】日経平均は後場も2万4000円台で上値を追い2018年10月以来の高値

株式

◆日経平均は2万4105円28銭(410円05銭高)、TOPIXは1649.94ポイント(22.69ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し13億4474万株

 11月5日(木)後場の東京株式市場は、引き続き米国議会の改選を受けた企業増税先送りの観測が材料視され、トヨタ自動車<7203>(東1)が次第高となり、キッコーマン<2801>(東1)は13時の四半期決算発表を境に一段高。ソニー<6758>(東1)は終盤一段高。日経平均は2万4000円前後で始まり、14時前からジリ高となり今年1月の年初来高値を更新。2018年10月以来の水準まで上げて連日大幅高の3日続伸となった。

 後場は、セガサミーHD<6460>(東1)が昼過ぎに発表した有価証券売却益を材料に一段ジリ高。アサックス<8772>(東1)は昼前に発表した株式分売中止が材料視されて急伸ストップ高。アイケイ<2722>(東2)は10月の月次売上高がTVショッピング大幅伸長などで過去最高との発表を受けて一段高となりストップ高。10月30日上場のRETTY<7356>(東マ)は上場来高値に急接近。アストマックス<7162>(JQS)は上期の営業黒字化などが注目され急伸。

 東証1部の出来高概算は増加し13億4474万株(前引けは5億7685万株)、売買代金も増加し2兆7052億円(同1兆1578億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1543(前引けは1255)銘柄、値下がり銘柄数は574(同814)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、精密機器、情報/通信、電気機器、サービス、不動産、食料品、電力/ガス、その他製品、金属製品、小売り、などとなった。(HC)

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