加賀電子は通期業績予想の増額修正など好感され出直り強める

■営業利益は従来予想を50%上回る75億円に増額

加賀電子<8154>(東1)は11月6日、反発基調となり、2107円(62円高)まで上げた後も堅調で再び出直りを強めている。5日の取引終了後、第2四半期決算とともに3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、注目と期待が再燃している。

 第2四半期までの推移が売上高、利益とも社内計画に対して上振れて推移し、3月通期の連結売上高は8月公表の予想値を2.5%上回る4100億円に、営業利益は同じく50.0%上回る75億円に増額修正した。純利益は100億円のまま据え置いたが、上期にエクセル社買収にともなう負ののれん発生益(79億63百万円)を特別利益として計上した。(HC)

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