ミクシィは新サービス「TIPSTAR」好調で「モンスト」回復し2年ぶりの高値

■第2四半期の営業利益3.6倍となり通期業績予想を増額修正

 ミクシィ<2121>(東1)は11月9日、急伸商状となり、13%高の3225円(379円高)まで上げる場面を見せ、約1ヵ月ぶりに2018年以来の高値を更新している。6日の取引終了後に第2四半期連結決算と3月通期連結業績予想の増額修正を発表。注目再燃となった。

 第2四半期(20年4~9月、累計)は、「モンスターストライク」が第1四半期から引き続き回復傾向で、スポーツセグメントでは(株)チャリ・ロトや(株)ネットドリーマーズの業績が好調。また、6月にサービスリリースした競輪投票サイト「TIPSTAR」も順調に立ち上がっており、連結営業利益は前年同期の3.6倍の140.5億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益も同4.3倍の93.3億円となった。

 これを受け、3月通期の連結予想営業利益は従来予想を36%引き上げて190億円の見込み(前期比10.8%増)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は同53%引き上げて130億円(同20.8%増)の見込みとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る