ツインバード工業はワクチン低温保管用フリーザーボックスが注目されストップ高

■ファイザーの新型コロナワクチン候補の報道を受け連想買い集中

ツインバード工業<6897>(東2)は11月10日、取引開始後から買い気配のままストップ高の1018円(150円高)に貼りつき、10時30分を過ぎてまだ売買が成立していない。

 ワクチンの低温保管・輸送用のフリーザーボックスなどを手掛け、米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナワクチン候補が臨床試験で90%を超える確率の効果を得たと伝えられ、連想買いが集中したようだ。ワクチン容器などを手掛ける不二硝子<5212>(JQS)は一時ストップ高の1715円(300円高)をつけた。

 ツインバード工業は、10月下旬に同社製フリーザーボックスが米社から前期販売台数の約2倍の新規受注を受けていること、今後も米低温保管物流網(コールドチェーン)の標準品として開発を進めることなどの発表を受けて注目集中となったばかりだ。(HC)

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