【株式市場】NY株の最高値など受け日経平均は440円高のあとも大幅高で推移、出来高・売買代金が急増

株式

◆日経平均は2万5108円21銭(268円37銭高)、TOPIXは1710.00ポイント(28.10ポイント高)、出来高概算(東証1部)は急増し10億8725万株

 11月10日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの一時1610ドル高(取引時間中の最高値更新)、円安などを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)信越化学<4063>(東1)などが一段高で始まり、日経平均は247円高で始まった。ただ、米バイデン氏への期待は昨9日に大幅高となりNY株に先行しており、日経平均は取引開始後の440円10銭高(2万5279円94銭)を上値に一進一退となった。

 米ファイザーの新型コロナワクチンの臨床好結果が伝えられ、同社のワクチンは日本政府も数千万人分を「予約済み」とされ、JR東日本<9020>(東1)日本航空<9201>(東1)、スイーツ店展開の寿スピリッツ<2222>(東1)ロイヤルホテル<9713>(東2)、旅行予約のHIS<9603>(東1)アドベンチャー<6030>(東マ)などが活況高。ワクチン低温保管箱のツインバード工業<6897>(東2)、容器の不二硝子<5212>(JQS)はストップ高。

 東証1部の出来高概算は急増し10億8725万株、売買代金は倍増し2兆9917億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1388銘柄、値下がり銘柄数は727銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、空運、鉱業、保険、陸運、鉄鋼、不動産、その他金融、ゴム製品、銀行、証券/商品先物、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る