JTOWERが上場来高値に迫る、業績予想の増額など好感

■5G先行投資あるが想定よりコロナの影響が限定的

 JTOWER<4485>(東マ)は11月11日、時間とともに上げ幅を広げ、10時40分を過ぎて8%高の8060円(620円高)まで上げ、10月につけた上場来の高値8430円に迫っている。10日の取引終了後、第2四半期決算と3月通期業績予想の増額修正を発表し、注目再燃となった。

 2021年3月期下期については、タワー事業やローカル5G等に関する先行投資費があるものの、新型コロナの影響を保守的に一定程度織り込んだ上で再度算定した結果、前回発表予想に対して売上高、損益ともに上振れを見込むとし、連結営業利益は従来予想の2倍の3.0億円に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は持分変動利益も加わり同5倍の3.0億円に見直した。(HC)

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