ハーモニック・ドライブSは第2四半期決算の大幅上振れと通期予想の発表が好感され2018年以来の高値

■産業用ロボットの受注が主にアジア市場で想定を上回る

 ハーモニック・ドライブ・システムズ(ハーモニック・ドライブS)<6324>(JQS)は11月12日、一段高となり、10時過ぎに7800円(360円高)まで上げて2018年以来の高値を3日ぶりに更新した。

 11日の取引終了後に発表した第2四半期連結決算(2020年4~9月、累計)が8月に開示した予想値を大きく上回り、また、未定だった3月通期の連結業績予想値を発表し、材料視されている。

 主にアジア市場で産業用ロボットの受注が想定を上回り、3月通期の連結純利益は前期の8.3億円の赤字から4.5億円の赤字に改善する見込みとした。(HC)

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