ニトリHDは4日ぶりに反発、TOB巡り島忠がニトリを選択との観測報道を好感

■DCMホールディングスは1株4200円、ニトリHDは同5500円

ニトリホールディングス(ニトリHD)<9843>(東1)は11月13日、4日ぶりの反発基調となり、10時30分にかけて2万1330円(400円高)まで上げる場面を見せて出直っている。

 同日朝、「ホームセンター大手の島忠が、ニトリHDによる買収提案を受け入れることが12日、分かった」(日本経済新聞11月13日付朝刊)と伝えられ、安堵感が広がったようだ。

 両社は、ともに東証IR開示で島忠が13日に臨時役員会を開き正式決定すると発表した。

 島忠へのTOB(株式公開買付)を巡っては、先にDCMホールディングス<3050>(東1)が1株4200円で10月5日から実施したが、10月下旬、ニトリHDが1株5500円で行うと発表し、混戦模様となっていた。(HC)

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