Eストアーが急伸、DX化やオンラインショップ開設需要など受け2Q大幅増収増益、後場もストップ高続く

■5年後「2倍」「4倍」の中期計画にも現実味が

 Eストアー<4304>(JQS)は11月13日、急伸し、9時40分頃にストップ高の1610円(300円高)で売買された後買い気配を続け、後場も気配値のままストップ高に貼りついている。

 12日の取引終了後、第2四半期(2Q)決算と中期計画の策定を発表。4~9月累計の連結売上高が前年同期の2.1倍になり、営業利益は同62%増加して8月に発表した通期予想額の9割を確保したことなどが好感されている。

 新型コロナにるDX化やオンラインショップ開設需要などを受け、SaaS型ECシステム(サービス名:ショップサーブ)、PaaS型ECシステム(サービス名:セルサイドソリューション)などが大幅に拡大。既存事業自体が2桁成長した上、M&Aによる寄与も加わった。

 中期計画は、2020年度(21年3月期)の水準に対して2024年度(2025年3月期)の売上高は2倍の100億円、営業利益は4倍の20億円を目指すとした。この第2四半期が大幅な増収増益となったため「2倍」「4倍」という目標も現実味があるとの見方が出ている。(HC)

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