サイバーリンクスは利益予想の増額修正や株式分割が好感され上場来の高値を更新

■12月通期の連結経常利益は従来予想を47%引き上げる

サイバーリンクス<3683>(東1)は11月16日、一段高となり、9時50分頃から何度もストップ高の4950円(700円高)で売買され、約1ヵ月ぶりに上場来の高値を更新している。

 11月13日の取引終了後、第3四半期決算と12月通期利益予想の増額修正、12月31日を基準日とする1対2の株式分割などを発表。好感されている。

 12月通期の連結業績予想は、一部の防災行政無線デジタル化工事案件の発注時期が遅れているとして売上高を従来予想から10%下方修正したが、利益面では原価削減努力や諸経費逓減により予想を上回り、経常利益は同47%上回り最高を更新する見込みになるとした。なお、5月から実施してきた自己株式取得(自社株買い)は中止するとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る