【注目銘柄】銚子丸は新収益モデル推進も加わる今期V字回復予想業績を見直して続伸

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 銚子丸<3075>(JQS)は、前日17日に5円高の1039円と続伸して引けた。コロナ禍に対応する「ウイズ・コロナ」の経営戦略として相次いでスタートさせている新収益モデルのうち、今年11月11日には「オンラインお持ち帰り予約サービス」を開始しており、この業績効果を期待して下げ過ぎ訂正買いが増勢となった。今2021年5月期業績が、V字回復すると予想されていることも見直されサポートしている。

■「オンライン予約サービス」なども寄与し営業利益は4.2倍増益

 同社は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の発出など業績環境が悪化し、営業時間の短縮、来店客の減少などが続くなか、従来型の収益モデルから転換する「ウイズ・コロナ」の新収益モデルを次々に導入した。今年5月に「出前館」、同7月に「ウーバーイーツ」によるデリバリーサービスを開始したほか、8月31日にテイクアウト専門店の「初台店」(東京都渋谷区)を初出店し、店内でもキャッシュレスのQR決済「PayPay」、「Bank Pay」を導入した。「オンラインお持ち帰り予約サービス」は、「すし銚子丸」、「すし銚子丸 雅」、「百萬石」、テイクアウト専門店の4ブランド店舗の25店舗で開始し、スマホ、パソコンで時間指定で予約できクレジットによるキャッシュレス決済も可能としている。

 一方、今2021年5月期予想業績は、第1四半期決算開示時に発表し、売り上げ178億700万円(前期比1.5%減)、営業利益3億600万円(同4.28倍)、経常利益3億2900万円(同2.36倍)、純利益1億4900万円(前期は9300万円の赤字)と見込み、大幅減益転換した前期からV字回復し、純利益は黒字転換する。売り上げは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の9割程度と想定し、コスト削減をいっそう強化し、新収益モデル推進なども寄与する。

■ストップ高で開けた窓埋めは最終場面で年初来高値に向け再騰有力

 株価は、年初に前期第2四半期業績の上ぶれ着地で1340円高値まで買い進まれたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大とともに年初来安値870円へ突っ込み、その後の相次ぐ新収益モデル開始で1000円大台固めを続け、今期業績のV字回復予想ではストップ高して年初来高値1393円をつけた。年初来高値後は、ストップ高で開けた窓埋めを続け、最終場面となっている。米国の製薬大手、バイオベンチャーによる相次ぐ有効性の高いワクチン開発で経済活動の正常化期待を高め、日米両市場ではコロナ・ショックで大きく打撃を受けた銘柄ほどリバウンド幅が大きくなるとする「リターン・リバーサル」買いが強まっており、同社株もこの一角として再騰、年初来高値を目指そう。

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