【株式市場】日経平均は14時過ぎから急落し東京都の新型コロナ感染の増加などで全般反落

株式

◆日経平均は2万5728円14銭(286円48銭安)、TOPIXは1720.65ポイント(14.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億8706万株

 11月18日(水)後場の東京株式市場は、日経平均は160円安の2万5850円前後で始まった。大林組<1802>(東1)が前日比プラス圏に顔を出し、三越伊勢丹HD<3099>(東1)JR東日本<9020>(東1)は一段と強含んで推移。14時20分頃、東京都の新型コロナ新規感染者数が493人に急増と伝えられると、状況が一変。これら銘柄は一気に値を消し、日経平均は357円92銭安(2万5656円70銭)まで急落し、大引けも冴えず大幅に反落した。一方、東証マザーズ指数は堅調で反発。

 後場は、使い捨て医療器具のJMS<7702>(東1)が一段高となりストップ高。マスク素材の新内外綿<3125>(東2)は14時過ぎから急伸しストップ高。医療用ガウンなどの松屋R&D<7317>(東マ)も一段高急伸。フジプレアム<4237>(JQS)は首相の再生可能エネ拡大方針などが材料視され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億8706万株(前引けは5億2551万株)、売買代金は2兆3157億円(同9992億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は646(前引けは765)銘柄、値下がり銘柄数は1445(同1291)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種(前引けは3業種)が値上がりし、鉱業、食料品、が高かった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る