【株式市場】新型コロナ感染増加やNY株安を受け日経平均は一時196円安だがコロナ関連株など活況高

株式

◆日経平均は2万5566円93銭(161円21銭安)、TOPIXは1716.30ポイント(4.35ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億5452万株

 11月19日(木)前場の東京株式市場は、東京都などで新型コロナ感染者数が18日に最多を記録と伝えられた上、NY株の2日続落もあり、日経平均は99円安で始まり9時半過ぎに195円66銭安(2万5532円48銭)まで下押した。中で、大林組<1802>(東1)など建設株の一角が高く、ソニー<6758>(東1)ファナック<6954>(東1)は10時前からプラス転換。日経平均は次第に持ち直し、前引けは160円安だが底堅い様子だった。東証2部指数は高い。

 使い捨て医療器具のJMS<7702>(東1)やプレハブ建物のナガワ<9663>(東1)が臨時病棟向けへの思惑などで急伸し、マスク関連株の新内外綿<3125>(東2)川本産業<3604>(東2)は活況高。医療用ガウンの松屋R&D<7317>(東マ)も急伸。朝日ラバー<5162>(JQS)は深紫外線LEDシステムなどが注目され次第高。

 東証1部の出来高概算は5億5452万株、売買代金は1兆759億円。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は691銘柄、値下がり銘柄数は1393銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種が値上がりし、その他製品、繊維製品、金属製品、卸売り、情報通信、ゴム製品、建設、などが高い。(HC)

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