東京エレクトロンが上場来高値、米SOXの最高値など好感される
- 2020/11/24 09:23
- 材料でみる株価
■日経平均は500円高、値がさ株だが「日経平均レバレッジ投信」投資の指標役に、
東京エレクトロン<8035>(東1)は11月24日、一段高で始まり、取引開始後は4%高の3万3500円(1360円高)まで上げて上場来の高値を約1週間ぶりに更新した。米SOX(フィラデルフィア半導体株指数)が23日、終値でも最高値を更新したと伝えられ、材料視されている。
来年の世界的な半導体需要はデータセンター向けの拡大や「5G」需要の本格化などにより一段と強含むとの見方が出ているもよう。東京エレクトロンは1単元(投資単位100株)335万円のため、一般投資家にとっては「ミニ株」投資向きになるが、値動き幅の点で日経平均への寄与度が大きいため、「日経平均レバレッジ上場投信」などに投資する際の指標として注目されるケースがある。