東京ドームが買い気配、三井不動産によるTOBの観測報道で買い集中
- 2020/11/27 09:29
- 材料でみる株価
■「1000億円規模の買収になる見通し」などと伝えられる
東京ドーム<9681>(東1)は11月27日、買い気配で始まり、9時13分現在は972円(75円高)の買い気配となっている。
三井不動産<8801>(東1)が「東京ドームにTOB実施で最終調整、1000億円規模」(ブルームバーグニュース11月26日20:13)と伝えられ、材料視されている。本日のストップ高は150円高の1047円。
同ニュースは、「三井不動産は26日までに、東京ドームに対し、株式公開買い付け(TOB)を実施する方向で最終調整に入った。取締役会の賛同を前提とした友好的な買収となる」「東京ドームの時価総額は約860億円で、プレミアム(上乗せ幅)を加味すると1000億円規模の買収になる見通し」などと伝えた。
両社は同日朝、東証適時開示で、会社側の発表ではないこと、本日の取締役会に付議すること、などを発表した。(HC)