三社電機製作所は「蓄電池を活用した周波数制御技術」など注目され年初来の高値に迫る

■パワー半導体で知られ米半導体株指数の上昇も追い風

三社電機<6882>(東2)は12月1日の前場、一段高となり、10%高の859円(79円高)まで上げて前引けも846円(66円高)。今年1月につけた年初来の高値919円に迫った。

 パワー半導体で知られ、11月30日付で、「蓄電池を活用した周波数制御技術に関する実証試験および独自検証の実施について」を発表し、注目された。

 株価は11月下旬から動意を強めており、このところNY株式市場でSOX(フィラデルフィア半導体株指数)が断続的に最高値を更新していること、欧州や中国で環境車への法的なシフトが進み、EV(電気自動車)関連株への注目が強まっていること、などが材料視されている。(HC)

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