蛇の目ミシンが高値に接近、新型コロナの流行再燃を受けミシン需要に注目再燃

■第2四半期はミシン販売台数の大幅増により製造コストが低下

 蛇の目ミシン工業<6445>(東1)は12月3日、反発して始まり、取引開始後は5%高の831円(43円高)まで上げ、11月27日につけた2018年以来の高値889円に向けて出直っている。

 今期は、新型コロナ流行に伴うマスクや医療用衣料需要の増加などでミシンの販売台数が大幅に増加し、これによる製造コスト低下が進み、第2四半期累計期間(2020年4~9月)の連結営業利益が前年同期の7.5倍の23.7億円になった。3月通期の業績予想を増額修正し、営業利益は38.0億円(前期の3倍)の見込みとしたが、新型コロナの流行再燃を受けて引き続き業績拡大への期待は強いとみられている。(HC)

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