【株式市場】1ドル103円台への円高など受け日経平均は11時過ぎに163円安となり反落模様

株式

◆日経平均は2万6690円47銭(118円90銭安)、TOPIXは1771.63ポイント(3.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6972万株

 12月4日(金)前場の東京株式市場は、円がNY市場から1ドル103円台に入る円高になったことなどで、TDK<6762>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが取引開始から安く推移。日本製鉄<5401>(東1)などは高いが、日経平均は112円安で始まり、ファイザーの新型コロナワクチンの量が十分に確保できないと伝えられたこともあり、11時過ぎに163円29銭安(2万6646円08銭)まで下押した。前引けも安い。

 国内で販売する新車を2030年代半ばにEV(電気自動車)などの環境車とする政策を受け、古河電池<6937>(東1)や水素燃料車関連の加地テック<6391>(東2)、温度センサーの大泉製作所<6618>(東マ)などが活況高。充電器関連の菊水電子<6912>(JQS)はストップ高。ドラフト<5070>(東マ)は12月14日の株式2分割に期待強まり活況高。

 東証1部の出来高概算は5億6972万株、売買代金は1兆1460億円。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は680銘柄、値下がり銘柄数は1413銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、鉄鋼、繊維製品、食料品、輸送用機器、建設、その他金融、精密機器、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る