凸版印刷は株式売却利益と自社株買いが好感され一段と出直る

■連結純利益の予想を2.3倍に

凸版印刷<7911>(東1)は12月7日、一段と出直り、取引開始後に6%高の1601円(96円高)まで上げ、取引時間中としては9月18日以来の1600円台回復となった。

 12月4日の取引終了後、業績予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感された。

リクルートHD<6098>(東1)の株式一部売却による特別利益を要因に、3月通期の連結純利益予想を従来の2.3倍の500億円に修正。

 自社株買いは、取得株式総数1600万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.62%)、または取得総額200億円を上限として、2020年12月7日から21年9月30日まで実施する。(HC)

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