【株式市場】日経平均は終日軟調で3日続落だが後場は下げ幅を縮め小幅安にとどまる

株式

◆日経平均は2万6467円08銭(80円36銭安)、TOPIXは1758.81ポイント(1.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億2991万株

 12月8日(火)後場の東京株式市場は、前場の円高基調が鈍化したことなどでトヨタ自動車<7203>(東1)信越化学<4063>(東1)が値を戻して前場の高値を上回った。日経平均は次第に下げ幅を縮め、14時20分に24円14銭安(2万6523円30銭)まで持ち直し、大引けは3日続落だが小幅安にとどまった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は反発した。

 後場は、日本電波工<6779>(東1)が14時頃から再び上げてストップ高となり、証券会社による投資判断や水晶デバイス市況の上場観測などで活況高。ダイキアクシス<4245>(東1)は昼にインドでの大型受注を発表し一段高。中国工業<5974>(東2)は政府の水素エネルギー活用方針を受けて高圧ボンベなどが注目され買い気配のまま大引けまでストップ高。ZUU<4387>(東マ)はプロサッカーチーム横浜FC運営などの(株)横浜フリエスポーツクラブ支援スポンサー契約の波及効果などが注目され一段高。ニューテック<6734>(JQS)はテレワーク関連機器好調とされ単反発。

 東証1部の出来高概算は10億2991万株(前引けは5億301万株)、売買代金は2兆445億円(同9705億円)。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1143(前引けは1273)銘柄、値下がり銘柄数は931(同773)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10凝集(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ紙、サービス、海運、情報/通信、その他製品、電気機器、建設、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る