新日本理化が一段高、「水素」に関連する材料株とされ投機色強める

■かつて仕手化した実績あり「師走相場」の中で思惑

新日本理化<4406>(東1)は12月11日、一段高で始まり、取引開始後は19%高の280円(45円高)まで上げ、東証1部銘柄の値上がり率トップに躍り出た。

 「水素添加技術に強み」「選択水素化と分離精製のコア技術」(東洋経済新報社・会社四季報2020年9月18日発売号)など、「水素」に関連する銘柄ということで、EV(電気自動車)、FCV(水素燃料車)関連株人気が波及している模様。

 かつて大物仕手筋と呼ばれた人物が大相場を仕立てたことがあり、動き出すだけで投機資金が注目しやすい銘柄とされる。材料株が動きやすい「師走相場」の中、株価が低位で、テクニカル的には二段上げ、三段上げをイメージしやすい値動きになってきたようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る