ベステラが昨年来の高値を更新、完成工事の都合で第3四半期減益だが通期は2ケタ増益予想を継続

■「受注残高や工事案件の引き合い状況は順調に回復」

ベステラ<1433>(東1)は12月11日、一段高となり、9時20分過ぎに13%高の1717円(197円高)まで上げて昨年来の高値を更新。2018年7月以来の1700円台に進んだ。

 プラント解体工事の大手で、10日の取引終了後に発表した第3四半期連結決算(2020年2月~10月)の営業利益は前年同期比54%減の0.64億円。この期間の完成工事が少なかったためで、「進行基準対象工事は順調で受注残高や工事案件の引き合い状況は順調に回復」(決算短信)とし、1月通期の予想連結営業利益は前期比28.8%増の1.2億円とするなど、2ケタ増収増益の予想を据え置いた。(HC)

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