カネカは新型コロナDNAワクチン製造の取組強化など注目され4日続伸
- 2020/12/14 13:01
- 材料でみる株価
■欧州のグループ会社が米社のDNAワクチン原薬を受託製造
カネカ<4118>(東1)は12月14日の後場、3500円(30円高)で始まり、日々小幅高だが4日続伸基調で戻り高値を更新。2月につけた年初来の高値3600円に向けてジリ高傾向を見せている。
12月4日付で、欧州のグループ会社Kaneka Eurogentec社(ベルギー)が米国の製薬企業INOVIO Pharmaceuticals Inc.(ペンシルベニア州)が開発を進めている新型コロナウイルスに対するDNAワクチン「INO-4800」の原薬製造を受託することを決定したと発表。材料視されている。
また、結晶シリコン太陽電池は自動車のルーフガラスなどに使われ始めており、2050年までに温暖化ガスを実質ゼロとする政府の目標にも合致するとして注目されている。(HC)