中京医薬品は新型コロナウイルス変異種等材料に後場一段と強含む

■1~2月の急騰8倍高に比べれば小動きだが注目し直される

 中京医薬品<4558>(JQS)は12月22日の後場一段と強含んで始まり、12時50分過ぎに9%高の437円(37円高)まで上げて本日現在高となっている。新型コロナウイルスの変異種が従来の7倍の感染力を持つと伝えられ、改めて注目し直されている。

 家庭用配置薬、衛生用品の大手で、11月に発表した第2四半期決算は、マスクや手指消毒用アルコールディスペンサーなどの感染予防用品が好調で売上高が前年同期比24%増加し、各利益とも大幅に黒字転換した。

 今年1月下旬から2月上旬にかけては、マスク供給力などが材料視されて200円台から1600円近くまで8倍に急騰した。その後は、この急騰に比べれば小動きの相場が続いているが、高値から10ヵ月を経過して需給がだいぶこなれてきたとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■GHG排出量削減に貢献  東洋製罐グループホールディングス<5901>(東証プライム)グループの…
  2. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  3. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■アップトレンドを迎える業界のダークホースたち  今週の当コラムは、全面業績相場のなかややディフェ…
  2. ■自分流の業績相場にダークホース?!上方修正実績のある舶用機器関連株の決算発表からマーク  「ゴー…
  3. ■4月雇用は予想を下回り、長期金利低下しNY株価は上昇  米国労働省が発表した4月雇用統計だが、景…
  4. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る